趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

山は登るもの。見るものに非ず。

「灰色の北壁」(38/122)



やっぱり、
真保裕一は、
完全に信用できる作家です。


本作品、
登山をテーマとした短編三作品を収録。
ミステリーあり、
ラブストーリーあり、
そして、山への愛情、溢れんばかり。


基本的に、
冬山に登って遭難しちゃう人達って、
何なんだろうな〜って思ってました。
税金で救出されるなんて、おかしくねーって感じ。
でもでも、
これ読んで、
少しだけ、理解できました。
山に登るって事が。


そして、山に登りたくなりました。
もちろん、冬山は無理ですが、、、せめて、高尾山でもって(笑)



小説というイマジネーション、フルスロットルな世界を、
堪能できる、秀逸な一冊。
オススメです。





はてな年間100冊読書クラブ(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※yonyonsanの走りブログhttp://ameblo.jp/yonyonsan/

灰色の北壁 (講談社文庫)

灰色の北壁 (講談社文庫)