文字を、書きたく、なってくる
「てのひらの迷路」(41/122)
石田衣良、10枚の掌篇集×24。
石田の非常にパーソナル(と思われる)な部分を、
サクサクと書き綴ってある。
下手すると、非常に閉じてしまった、
独りよがりな文章になってしまいそうなところですが、
そこは、石田の腕の見せ所。
見せてくれます。
10枚の小さな小さな魔法が、さりげなく炸裂!
お気に入りは「ひとりぼっちの世界」です。
独りでいてはいけないのでしょうか?という気持ちと、
なんで独りでいるの?という疑問の間で、
フラフラとしたくなってしまいます。
独りか、独りじゃないか、二者択一なのかなあ。。。
独りでも独りじゃない、なーんて矛盾に満ちた状況でもいいじゃないっすか。
それにしても、
小説というか、文章というか、
書きたくなりますよね。
今、俳句をチョットだけやっていますが、
もう少し、長く文字を、文章を、物語を、気持ちを、書いてみようかな〜。
※はてな年間100冊読書クラブ(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
http://ameblo.jp/yonyonsan/
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