名探偵という責任
「人狼城の恐怖 第三部=探偵編」(44/122)
三部は薄めの550頁。
一部、二部、怒涛の1,400頁の謎に、
名探偵、まさに名探偵、二階堂蘭子が挑む。
今まで、様々なミステリー、推理小説、読んできましたが、
この蘭子は、まさに名探偵。剛速球で名探偵ですね。
彼女ならば、大丈夫。
絶対に大丈夫。
揺るがない事件に対する姿勢が、立派過ぎ。
ちょっと、笑ってしまうくらいの名探偵ぶり。
ここまで、名探偵しちゃって良いのかな〜ってちょっと心配なくらい。
でも、名探偵ですから、彼女は。
何をしても許される存在なんです。
そこが、小説の醍醐味ですから。
ラスト第四部の解決を前に、
ジワジワと脳味噌がほぐされる感じ。
うーむ、もどかしい!
早く、読みたい。
結末を知りたいよお!
でも、読んじゃうと終わってしまうよ、この楽しみが。
※はてな年間100冊読書クラブ(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
http://ameblo.jp/yonyonsan/
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