趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

ジェットコースター、みたいな

「そして粛清の扉を」(46/122)



作品のテーマは、深く、暗く。
話の展開は、素早く、鋭く。


未成年者の犯罪を「断罪」する女教師。
校内で「容赦」無く射殺。
最低で「凶悪」な生徒たちの額に孔が開く。
正義サイドに立つ「俊英」な警察が結集する。
更に、その上をいく「マル被」が大活躍…


積み上がる死体。
戸惑う保護者。
踊るマスコミ。
馬鹿な一般大衆。
でも、目覚めないコドモ達。



圧倒的なスピードで物語は終結を迎えます。
ラスト、あなたは、どう思う?
僕には、暗闇が見えました…





はてな年間100冊読書クラブ(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
http://ameblo.jp/yonyonsan/

そして粛清の扉を (新潮文庫)

そして粛清の扉を (新潮文庫)