趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

アメリカ合衆国の小説

「最後の陪審員・上」(68/122)



ジョン・グリシャムのリーガルサスペンス。
若き主人公が小さな街の新聞社を買収。
お、今回はマスコミvs悪徳弁護士(or検事)?と思いきや、
そんな簡単な構図の訳がありません。
グリシャム、なめてはいけません。


作品名の「陪審員」の文字を忘れてはいけない。
そう、陪審員がポイントです(というか、そんな流れで上巻は終わります)。
1970年代の
微妙に、そして確実に人種差別が存在する環境が。
更に、宗教に対する人それぞれの捉え方が。
さらに、正義の意味が。
物語を深く深く、、、うーむ、面白い。


アメリカ合衆国という舞台ならではの作品。
日本でも裁判員制度導入に向けて、
様々は動きがある中、
非常に興味深い作品かと。


いざ、下巻。





はてな年間100冊読書クラブ(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
http://ameblo.jp/yonyonsan/

最後の陪審員〈上〉 (新潮文庫)

最後の陪審員〈上〉 (新潮文庫)