趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

1966年の「悪魔」

「悪魔はすぐそこに」(75/122)




素敵なタイトル、「Devil at Your Elbow」ですよ。
この意味、深いんだなあ。
そう、そこに、居るんです。


1966年、英国で発表されたミステリー。
連続殺人事件と、8年前のスキャンダルの関連性は?
大学という閉鎖的な社会の中で、謎は深まる?それとも明らかになる?
まあ、これだけ書くと、
ミステリーのステレオタイプ、とか思われがちですが、
まあ、その辺の二時間ドラマとはレベルが違う違う。


品格が漂い、控えめなユーモアが織り込まれ、
登場人物の微妙な関係を楽しむこともでき、
そして最後に明かされる犯人の意外性、否、当然の帰結か!?
いやあ、巧み。そう、巧みの技。
この技、時を超越します。


二人の女性キャラ、ルシールとカレン、秀逸です。
舞台を日本に切り替えて、映像化とか、絶対に出来るはず。
妄想するに。。。

ルシール=柴咲コウ
カレン=星野真里



閑話休題、ミステリーファンは、必読、かも?
楽しめること、必至。




はてな年間100冊読書クラブ(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
http://ameblo.jp/yonyonsan/

悪魔はすぐそこに (創元推理文庫)

悪魔はすぐそこに (創元推理文庫)