適当に、その場しのぎで、いいじゃない

「フロスト気質・下」(122/122)

あ〜、楽しい読書は、あっという間に終わってしまうのです。
それにしても、フロスト警部、素晴らしい。

このグダグダしたストーリー展開が、
ここまで面白くなってしまうのは、
読書が、フロスト警部のキャラに絶妙にシンクロするからでしょう。
第三者目線で読んでいられない、このドキドキ感。
かといって、完全に自分に置き換えるには、ちょっと。。。と思わせる。
うん、巧み。
いやあ、フロスト、万歳。

それにしても、行き当たりばったりの展開を、
ここまで続けさせる筆力は、物凄いですね。
物語をいかに組み上げないで成立させるか、
という通常とは逆の計算をして、ここまでの長編を書き上げる作者に感動。

あ〜、楽しかった。

で、今年もとりあえず、100冊読書目標クリアです。
三日に一冊、ですね。

趣味は「読書」ですから