病院は、死ぬ場所でもある
「螺鈿迷宮・上」(22/122)
「螺鈿迷宮・下」(23/122)
桜宮サーガ外伝か、、、
とか思って読んでたら、
ど真ん中じゃないっすか。
田口先生はいませんが、
白鳥サンはちゃんといます。
そして、そして、
遂に、遂に、
あの「氷姫」が登場です。
それも、こんなカタチで、、、うーむ、面白い!
今回は終末医療というか、
死ぬための医療と、死んでからする医療という切り口。
最新テクノロジーは登場しないものの、
もっとも新しい医療に対する考え方が登場する。
いや、
医療に対するではなく、「死」に対する考え方と言ったほうが、
当たっているかもしれない。
生死を司る職業、医者の存在は、
神への冒涜なのか?人類への究極の献身なのか?
それは表裏一体。
生と死はいつでもセットですから。
以後、ネタバレますが、、、
一言、
必ず、バチスタとナイチンゲールを読んでから、本作、読んでください。
あおい、小百合、すみれ三姉妹という存在が、
過激でドラマチックで、大袈裟であるところが、
海堂尊の技なんですよね。
今回は、
さすがの白鳥サンも霞んで見えちゃいます。
※はてな年間100冊読書クラブ(2007-2008.134/122)(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
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