趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

みゆきのお江戸で年跨ぎってか

「日暮らし・上」(26/122)
「日暮らし・中」(27/122)



2008年は宮部みゆきで終わります。
135冊目。
幸せです。
でも、物語はまだ下巻が残っていますが。。。


時代物は実は苦手で、
宮部の江戸モノしか殆ど読みません。
ちなみに今年読んだ時代物は「孤宿の人」「信長の棺」だけです。
そんな私に言う資格は無いのは分かっていますが、
やっぱり言わせてください。
宮部の江戸は、ここにある。
そう、今、この窓の外に拡がっているんです。
ぼんくら同心・平四郎も、
超美形・弓之助も歩いています。今、そこを。
たまたま自分が住んでいる所が、
まさに作品中に出てくるって影響もあるのでしょうが、
宮部の描く江戸は、
リアルで、さりげなくって、無駄なく心に忍び込んできます。
その快感たるや、
これぞ読書してて良かった!と叫べるエクスタシーです。


上巻で起こった様々な事件が、
中巻での佐吉を巻き込んだ「冤罪」事件に集約されていくあたり、
宮部の神がかりてきな筆力だからこそ成せる技でしょう。
そして物語りは下巻へ。
さあ、どんな結末が待っているのか。
また、泣かせてくれるのかな?
それとも人の業をまざまざと見せ付けてくれるのかな?



ということで、
今年も一年、なんとか終わりそうです。
これからカウントダウンライブに出かけるので、
それを見てから「2008年の一番」は書こうかなと。


今年も一年、読書して良かった。
来年はどんな作品が待ってるんだろうか。
だから、読書はやめられない。

良いお年を。








はてな年間100冊読書クラブ(2007-2008.134/122)(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

日暮らし(上) (講談社文庫)

日暮らし(上) (講談社文庫)

日暮らし(中) (講談社文庫)

日暮らし(中) (講談社文庫)