女警察官のあるべき姿
「ストロベリーナイト」(50/122)
この主人公=女警察官、
一見したところ良さげだけど、
なんか、地味にイヤな奴、、、とか思ってたら、
普通に素敵な人間だった。
この物語の展開が、
激しいストーリー展開や、
残虐な殺戮シーンや、
心凍る家族の描写と溶け合うことによって、
独特な世界観を醸し出しているのだろう。
登場人物のキャラ設定も、
ちょっとヤリすぎ?位な感じだったけど、
実は物語の結末、犯人が明かされるシーンへの伏線だったりして、
実にうまい。
シーン、シーンを読んでる時は、
ああ、ああ、よくある展開ね〜こういうのありがち、ありがち、、、
とか読者を油断させつつ、
ポイント、ポイントでギュっと締めてくる。
で、最後に登場する主人公=警視庁捜査一課殺人犯捜査係・警部補・姫川玲子、
会ってみたいな。
これがシリーズ第一弾で、続きがあるようです。
要チェックかな。
※はてな年間100冊読書クラブ(2007-2008.134/122)(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
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