エコなんて、馬っ鹿じゃな〜〜い
「シャングリ・ラ・上」(51/122)
エコロジーとか、
CO2削減とか、
なんか、
誰の為にやってるんですかぁ?
っていうメッセージなんでしょうか。
物凄く、ポップでソリッドな近未来ファンタジー小説だけど、
人間という存在自体の矛盾に、
ザザザっと、軽やかに切り込んでくる。
主人公、國子のミニスカートが、
壊れきった東京の街にキラキラと翻るたびに、
鉄の兵器が残残バラバラにブった切られていく様は、
爽快であり、
この世の終わるを飾るにふさわしい。
テクノロジーとエコノミーの進化は、
何をのたらすのか?
そもそも、人間の目的って何?
答えは下巻に、あるのだろうか?
※はてな年間100冊読書クラブ(2007-2008.134/122)(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 池上永一
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