京都でしか、ありえない、その恋に、乾杯!
「夜は短し歩けよ乙女」(53/122)
この後輩は、
京都という都にのみ出没し、
大方の男子の心を、
鷲掴みにし、粉々に粉砕してくれる。
この先輩は、
日本国に棲む男子の思いを、
これ以上望むべくも無い領域まで、
昇華させてくれる。
なんだ、このラブストーリーは?
何の意味があるんだ、このファンタジーは?
どこまで読者を楽しませてくれるんだ、森見登美彦は!!!!!!
乙女という存在を、
ここまで明確に文字で定義してくれるなんて、
かなり感動です。
そして、このハッピーエンドに至る、
急速・高速・基本有り得ない展開が、
より、ピュアな恋愛という事象をクッキリと描き出しています。
騙されなが読み、
騙されている自分に陶酔する、この読書でしか味わえない感動。
本作品で体験することが出来るかもしれませんよ。
ちなみに、本作品、舞台化されるみたいです。
あ、見にこうかな〜
それよりも、
京都に、行こうかな〜
※はてな年間100冊読書クラブ(2007-2008.134/122)(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/12/25
- メディア: 文庫
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