趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

40歳、ということ

「フォーティ 翼ふたたび」(62/122)




石田衣良
14歳の小説を読んだ時
14歳でこの作品を読みたかったな〜と思った。


そして
石田衣良
40歳の小説を読んだ時
40歳でこの作品を読んでしまっっった、、、と感じた。


40歳の主人公が
大企業から脱出し
素の自分と向き合った時に
様々な人達と出会って
数奇なドラマに巻き込まれていく。


AV嬢、引きこもり、高校の同級生、元同僚、癌患者。
人を名詞で特定したくなるのは
人間の性かもしれません。
でも、その枠組みを外せるか、否か。
カテゴライズを無視できるか、否か。
それを試されるのが
40歳、なんでしょうか。




いや〜〜〜〜〜〜
マヂで厳しい
ジャスト・フォーティ


でも
その苦しさの向こう側には、、、でしょ!





はてな年間100冊読書クラブ(2007-2008.134/122)(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

40 翼ふたたび (講談社文庫)

40 翼ふたたび (講談社文庫)