温暖化よりも怖いことin1962
「沈黙の春」(85/122)
人間は愚かだ。
なぜ気がつかない。
衣服をまとった時点で、
農業を始めた時点で、
料理を始めた時点で、
とにかく、
もしかしたら、存在が始まった時点で、
地球破壊を始めていたという事実、否、真実に。
1962年に書かれた作品です。
アメリカ合衆国における「農薬」被害を訴えかけるノンフィクション。
今でこそ、当然なことが書かれています。
農薬で害虫を殺したところで、
当然のごとく解決にはならないということ。
ってことは、
今から50年後には、
今、出版されている、今は理解されていない書物の内容が、
当然と思われることがあるわけだよね、
歴史は繰り返すわけだから。。。
ま、自分も含めて、
愚かな人間が多数派だからこそ、
人間は生きていけるって悲しい事実の証明かも。
謙虚に地球に「生かして」もらう姿勢、今こそ。
※はてな年間100冊読書クラブ(2007-2008.134/122)(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
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