空は限りなく、人間は切なく

「スカイ・イクリプス」（87/122)
　

「スカイ・クロラ」シリーズに、
少しばかりのヒントを与えてくれる短編8作品。
森博嗣の遊び心？
それとも意地悪な気持ちなのかな？
これ読んだら、
また最初から読まなくちゃ、シリーズって気持ちにさせてくれる。
　『ナ・バ・テア』『ダウン・ツ・ヘヴン』『フラッタ・リンツ・ライフ』『クレィドゥ・ザ・スカイ』、そして『スカイ・クロラ』。
僕たちは、これらの作品に仕掛けられた、空への限りない憧憬という呪縛から、
いつ、
どうすれば、
解き放たれて、自由に地上を歩行することが出来るようになるのでしょうか。
　
各短編について、
特に語ることはありません。
まあ、読もう。
さあ、読もう。
　
これで、空から、一時、お別れです。
寂しいな、、、
こんな気持ちにさせてくれる読書という行為は、
やっぱり最高。
　
　
※はてな年間100冊読書クラブ（2007-2008．134/122）(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」

スカイ・イクリプス―Sky Eclipse (中公文庫)