趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

生きていくための元気と勇気

「トーキョー・バビロン 上」(111/122)
「トーキョー・バビロン 下」(112/122)
 
 
馳星周
それを僕にくれるんです。
 
暑い夏だからこそ
その「気」が必要なんです。

それにしても東京の夜の世界、闇の世界はワンダフルです。
歌舞伎町、六本木。
夜の力で街は活きています、きっと。
夜がないと、朝は来ませんから。
闇を生み出すのは「光」ですから。
 
肝臓こわしたホステス。
ヤクザ。
ITバブルで嵌られた若者。
サラ金会社のダメリーマン。
悪徳警官。
 
ダメな奴らが、等身大で迫ってくる、この迫力。
こんなクズみたいな人間たちの末路に自分を重ね合わせた時、
僕は、力が沸いてきます。
さあ、進め。
前でも、後ろでも、右でも、左でも、上でも、下でも良い。
さあ、進もう。
そこが天国でも、地獄でも。

 
 
はてな年間100冊読書クラブ(2007-2008.134/122)(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

トーキョー・バビロン〈上〉 (双葉文庫)

トーキョー・バビロン〈上〉 (双葉文庫)