趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

タイトル萌え?燃え!

「数学的にありえない・上」(12/122)
「数学的にありえない・下」(13/122)
 
やっと読めました。
このタイトル、最高にヤバいです。
このミス2007年版でこのタイトルに出会ったときから、
ずっと、ワクワクして待ってました。
いつもの通り、内容に関する情報をシャットアウトして。
 
で、うれしかったし、楽しかった〜!
最後に待ち受けていた結末にも感動。
更に、
解説で著者アダム・ファウアーの経歴を知り、
半端ない衝撃を受けました。
やっぱ、読書というか、小説って、
人を助けるものであり、人の希望とか夢とかの源であり、
なくてはならないものなんだなあって。
しみじみ思いました。
 
物語は、
天才数学者だけど、
一般的には「頭がおかしい」と思われているギャンブル中毒者が主人公。
冒頭のポーカーゲームのシーンから、
ストーリーは高速展開。
CIAの殺し屋とかマッド・サイエンティストとか登場。
アクションシーンの描写は白眉です。
 
でも、それだけじゃありません。安心してください。
陳腐なハリウッド映画とは全く違います。
パスカルの確率論?
ハイゼンベルクの不確定理論??
シュレーディンガーの猫???
ラプラスの魔????
こんな見たことも聞いたこともない「数学」の話が要所要所に織り込まれつつ、
ラスト、全ての流れが只一点に集約されるエクスタシーは、
ありえない位、知的好奇心を興奮させてくれます。
 
だから、読書はやめられない。
読書をやめるなんて、ありえない。
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

数学的にありえない〈上〉 (文春文庫)

数学的にありえない〈上〉 (文春文庫)

数学的にありえない〈下〉 (文春文庫)

数学的にありえない〈下〉 (文春文庫)

はてな年間100冊読書クラブ
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)