奇跡、だって
「奇跡のリンゴ」(24/122)
めったに読まないノンフィクション。
ルポルタージュものです。
仕事関係で頂いた本なので、ちょっと読んでみました。
NHK「プロフェッショナル〜仕事の流儀」で紹介された、
農業人・木村秋則さんの半生記。
リンゴの無農薬で育てるという奇跡がそこにあります。
読んで思ったのですが、
こういう本当の奇跡を文字化することって、
文字が現実に圧倒的に負けちゃってから、辛いですよね。
事実は小説(=言葉)よりも奇なり。
でも、こうやって、
奇跡を、文字を介して多くの人が知ることに価値があるわけであり。
その価値の最大限化を目指して、
ルポライターの方々とか、ジャーナリストの方々は、
日々、現実と文字の狭間で、
もがき、苦しみ、悩み、闘ってるんですよね。
尊敬します。そして憧れます。
本作品の主人公。木村さん。
正直、狂ってます。
でも、その狂気のみが奇跡を呼び込むんですよね。
人って、凄いな。
人間って、まだまだやるじゃん!
そんな勇気をもらいました。
それにしても、このリンゴ、食べてみたい。。。
奇跡を体の中に取り込んだ時の感動を、死ぬまでに一度味わってみたい。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 石川拓治,NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/07
- メディア: 単行本
- 購入: 32人 クリック: 361回
- この商品を含むブログ (226件) を見る
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)