趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

奇跡、だって

「奇跡のリンゴ」(24/122)
 
 
めったに読まないノンフィクション。
ルポルタージュものです。
仕事関係で頂いた本なので、ちょっと読んでみました。
NHK「プロフェッショナル〜仕事の流儀」で紹介された、
農業人・木村秋則さんの半生記。
リンゴの無農薬で育てるという奇跡がそこにあります。
 
読んで思ったのですが、
こういう本当の奇跡を文字化することって、
文字が現実に圧倒的に負けちゃってから、辛いですよね。
事実は小説(=言葉)よりも奇なり。
でも、こうやって、
奇跡を、文字を介して多くの人が知ることに価値があるわけであり。
その価値の最大限化を目指して、
ルポライターの方々とか、ジャーナリストの方々は、
日々、現実と文字の狭間で、
もがき、苦しみ、悩み、闘ってるんですよね。
尊敬します。そして憧れます。
 
本作品の主人公。木村さん。
正直、狂ってます。
でも、その狂気のみが奇跡を呼び込むんですよね。
人って、凄いな。
人間って、まだまだやるじゃん!
そんな勇気をもらいました。
 
それにしても、このリンゴ、食べてみたい。。。
奇跡を体の中に取り込んだ時の感動を、死ぬまでに一度味わってみたい。
 
  
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録

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