限りなくパーフェクトに近いミステリ
「骸の爪」(46/122)
道尾秀介って
物凄い作家さんなんですね。
本作品の
ミステリとしての完成度、
いや、完璧です。
謎解き、トリック、薀蓄、
全てにおいて
ミステリファンとしては堪能させていただきました。
仏像の工房という、レアな場面設定でおこる事件。
殺人?
失踪?
我儘?
それが連続殺人に発展していきます。
そこで颯爽と現れる、名探偵(?)真備。
ある意味狂言まわしの道尾。
解説を書かれてる杉江松恋の言う通りです。
ミステリを愛する読書家にとって、
これ、マストアイテムかと。
読書の喜び、そして感動がココにあると思います。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 道尾秀介
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/09
- メディア: 文庫
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