趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

限りなくパーフェクトに近いミステリ

「骸の爪」(46/122)
 
 
道尾秀介って
物凄い作家さんなんですね。
本作品の
ミステリとしての完成度、
いや、完璧です。
謎解き、トリック、薀蓄、
全てにおいて
ミステリファンとしては堪能させていただきました。
 
仏像の工房という、レアな場面設定でおこる事件。
殺人?
失踪?
我儘? 
それが連続殺人に発展していきます。
そこで颯爽と現れる、名探偵(?)真備。
ある意味狂言まわしの道尾。
 
解説を書かれてる杉江松恋の言う通りです。
ミステリを愛する読書家にとって、
これ、マストアイテムかと。
 
読書の喜び、そして感動がココにあると思います。 
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

骸の爪 (幻冬舎文庫)

骸の爪 (幻冬舎文庫)

はてな年間100冊読書クラブ
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)