やっと、読んだ、西尾、維新
「クビキリサイクル〜青色サヴァンと戯言遣い」(70/122)
ついに、読みました。
話題の西尾維新。
ラノベ系ってことで敬遠してたんですが、
もう、そんな事はいってられない。
西尾を語るときは、
どう語るべきなのだろうか?
やはりアニメ切り口なのか?
いや、それは邪道と一蹴されるのか?
ラノベの進化系なのか?
そもそもラノベという単語と西尾を結びつけることはタブーなのか?
私が読む動機は2ステップあった。
まず、第一弾。
ある日の深夜、テレビをパチパチやっていたら、
とあるアニメにひっかかり、一時間、全部、見てしまった。
次の日、調べてみたら、「刀語」という作品で、
原作は、あの西尾維新ということがわかった。
そして、第二弾。
辻村深月の「スロウハイツの神様」の解説が西尾維新だった。
今まで、書店で何度も手にはとっていたが、
何となくスルーしていた。
これは読むしかないだろ。
で、「戯言」シリーズの第一弾が本作品。
メフィスト賞を受賞したデビュー作。
じつに質実剛健なミステリーなんだけど、
それを登場人物の独特なスタイルや
主人公の「戯言」によって
過度にデコレーションしていくテクニックは只者ではない。
根底に流れる「天才」への憧憬。
この憧憬が、この先、どうなっていくのか?
先が読みたい。とっても読みたい。超読みたい。
で、西尾維新に長けた人に是非聞きたいのが、
読みながら、
森博嗣作品が思い出されるのだが、
その思考は是なのか?非なのか?
ま、そんな私の戯言は無視してください。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 西尾維新,竹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/04/15
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 275回
- この商品を含むブログ (228件) を見る
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)