趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

超絶リアル

東京島」(89/122)  
 
 
予備知識ゼロ、で読み始めました。
 
 
え、
無人島にたどり着いた?
現代版、ロビンソン・クルーソーなの?!
  
その島には女性たった一人、男性30人ほど。
その設定、、、で繰り広げられる物語、思い浮かべてください。
 
そんな、あなたの、稚拙で安易なイメージを、
桐野夏生は、見事に、木っ端微塵に破壊してくれます。
もう素晴らしいくらいに。
 
その島、トウキョウでの生活はリアル。
完全に嘘っぱちなんだけど、
もう、なんか、閾値無視のリアル。
 
そこには、全てがあります。
 
間違いなく傑作。
読書好きな人ならば、読むべき。
  
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

東京島 (新潮文庫)

東京島 (新潮文庫)

はてな年間100冊読書クラブ
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)