超絶リアル
「東京島」(89/122)
予備知識ゼロ、で読み始めました。
え、
無人島にたどり着いた?
現代版、ロビンソン・クルーソーなの?!
その島には女性たった一人、男性30人ほど。
その設定、、、で繰り広げられる物語、思い浮かべてください。
そんな、あなたの、稚拙で安易なイメージを、
桐野夏生は、見事に、木っ端微塵に破壊してくれます。
もう素晴らしいくらいに。
その島、トウキョウでの生活はリアル。
完全に嘘っぱちなんだけど、
もう、なんか、閾値無視のリアル。
そこには、全てがあります。
間違いなく傑作。
読書好きな人ならば、読むべき。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 桐野夏生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/04/24
- メディア: 文庫
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