宮崎あおい
「たりないピース」(110/122)
「Love,Peace & Green たりないピース2」(111/122)
自分にとっては珍しいジャンルの本です。
宮崎あおいと実兄・宮崎将の2人が体験したことを
スタッフとの議論を交えながら、
フォトエッセイ風にまとめている作品。
非常に硬くて、重くて、真剣な内容です。
「たりないピース」はインドの貧困問題。
怪我をして指の切断を可能性がある少女に対してどういう対応が良いのか。
たった一週間しか滞在しない自分達は、
果たして意味があるのか、ないのか。
非常にシンプルに悩む姿に、
そして、啓蒙主義的な態度を取らないように気をつけている心遣いに、
読者は、ふと、心を動かされることでしょう。
その次、「Love,Peace & Green たりないピース2」は
デンマーク、グリーンランドのエコとか暮らしについて。
前作よりはソフトな取り組み方だけど、
生きていくということの意味とか、
幸せって、一体全体、何なんだろうという素朴な疑問が、
宮崎あおいというフィルターを通して、
うまく出てきていると思いました。
そして地球温暖化。
解決の道はあるのでしょうか。。。
宮崎あおいって、あまり好きじゃなかったけど、
なんか、真面目でシンプルな人っぽくて、
見直しました。
舞台とか、やらないかな〜
生で見ると、ひしひしと何かが伝わってきそうです。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 宮崎あおい,宮崎将,2025プロジェクト
- 出版社/メーカー: 小学館
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