趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

空想するチカラ

「MM9」(125/122) 
 
 
ハードSFを読む。
怪獣小説。
そう、ウルトラマンの怪獣です。
久しぶりに、血沸き肉踊る作品に出会えました。
 
怪獣を真正面から描ききる。
その空想に感謝、感激。
そういう、一見、意味のないことに対して、
真剣に対峙することが、
衣食住だけでなく、
生きているって実感できたりするんですよ、きっと。
 
怪獣を自然災害の一種として捕え、
被害を最小限に食い止めることに奔走する気象庁・特異生物対策部。
気特対のメンバーの活躍を
ハードSFとして読める喜び。
いや〜、オトナになって良かった。
 
本作品の中で、
怪獣の存在を正当化する為に構築されたロジック「人間原理」は、
凄く、理路整然としていて、
神話とか、宗教の「謎」まで解明しちゃってるんで、
実は、本当なのかもしれません。
 
夢を見るための読書、
やめられるはずがありません。
軽く現実逃避したい人に超オススメです。
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

MM9 (創元SF文庫 )

MM9 (創元SF文庫 )

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