答えは、あるのか

「重力の井戸の底で」(147/122)　
　
　
凄いよ
このガンダム
もう「ガンダム」を越えちゃってる
人の底、世界の底、心の底にドロリと溜まった
理性では解決できない何かが
戦争を継続させる
　　
みんな止めたいに決まってる
でも、でも、
止められないんだ
どうして？
その答えは人類全員が知っている
しかし、
どうしても。。。
それが人間に与えられた業なんでしょう
　
舞台は地球へ
砂漠、アフリカ、ダカールで
様々な思惑が交差する
　
そして暴走する「イスラム教徒」マハディ。
神を信じ続ける人々の無念を背負い、
宇宙に背を向け、
重力の底で破壊、殺戮を実行する。
そんなことして、意味があるのか？
答えはNO。
でも、その行為を真っ向から、自分の信念をかけて否定できるのか？
それが、戦争なんだ。
　
そして、ユニコーンガンダムは、
新しい次元に突入する。
唯一の答えはガンダムなのか？
　
それにしても、ここにきて、熱すぎる、ガンダム。　
一昨日、映画見て泣いてしまいましたが、
本作品は泣く余裕さえ読者に与えてくれないのか。。。
　
　　　
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」

重力の井戸の底で　機動戦士ガンダムＵＣ（６） (角川文庫)

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