厚く熱い読書
「万物理論」(1/144)
100冊読書、今期は、目標通り、SFでスタートしました。
で、どうせ読むなら、ってことで選んだのが、
グレッグ・イーガンです。
流石、ハードSFの名著。
重厚かつ繊細に綴られる、
思想と
アイデアと
描写と
レトリックと
人間関係と
そして、学問と。
読みながら押しつぶされそうになりながら、
全ては到底理解できていませんが、
宇宙というものに対する存在の意味とか理由とか、
欠片は見えたかな?
全てにおいて脳が刺激されます。
そして、自分の理解力の薄さに悩まされます。。。残念。
全ての自然法則を包み込み単一の理論のことを「万物理論」といいます。
その理論の発表と内容の是非に関して、
あるジャーナリストが執拗なまでの取材をしていきます。
その現場には、様々な主義主張を持っている集団が集まり、
テロ騒ぎ、いや本当のテロの危険性も。
2055年が舞台なのですが、
そもそも、これはフィクションなのかどうか、
ってところから頭が混乱してきます。
それがSFなのでしょう。
なかなか、読み慣れないジャンルなので、
慣れが必要かも。
ってことで、今年度も
本、読みましょう!
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: グレッグ・イーガン,山岸真
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2004/10/28
- メディア: 文庫
- 購入: 12人 クリック: 167回
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※はてな年間100冊読書クラブ
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