怒ろう、マコトと一緒に
「非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク8」(4/144)
IWGP、ついに8。
12年目。
本作品、僕にとっては、今までの中で、
一番、怒りを感じました。
この日本という国を、
池袋は、きっと、憂いています、とてつもなく。
4つの短編。
1、シングルマザー。
2、ゴミ拾いエリート。
3、元警官。
4、日雇い人材派遣。
中でも、1と4の熱さに、
正直、読んでいて、自分が嫌になりました。
なんか、温い生き方で、適当に人生をこなし、無事に死んでいく。
それで良いのかと。
シングルマザーの痛み。
池袋というステージで語られるとリアルです。
日雇い派遣の人の悩み。
今、はじめて、池袋というフィルターを通して実感しました。
この、適当に豊かで、とてつもなく貧しい日本。
その実態にマコトは戸惑いながらも立ち向かいます。
で、僕は何が出来るのか?
この作品を読んで、考えなくちゃと。
で、あいも変わらず、叫びたいです。
マコト、サイコー。
ブクロ、サイコー。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク〈8〉 (文春文庫)
- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/09/03
- メディア: 文庫
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