飛行機は飛ぶ
「霧のソレア」(15/144)
基本軸は旅客機テロものなんですが、
そこにCIAの謀略も絡んできて、
USエアフォースと空自とのドックファイトも楽しめて。
飛行機の魅力が満載、てんこ盛り!
LAからナリタに向かうジャンボ機内で、
爆弾が爆発した。
ギリギリ飛べるか、、、
ナリタまで着くのか?
しかし、その機内にはCIAがマークする、とある人物が。。。
濡れ仕事?
それも飛行機ごと??
ストーリー展開は、非常にエンタテインメント。
大味である感は否めないけれど、
登場人物が活き活きと活動、躍動、活躍する。
そして飛行機、戦闘機に関する記述が読者を引き込む。
専門的な内容を、非常に分かりやすく説明してくれている。
精緻な描写が物語を引き締める。
特に旅客機の燃料タンクに関するところは、
この作品の肝であるだけに、非常に秀逸。
飛行機というテクノロジーの一環を垣間見ることができる。
凄いね。
あんな大きなものを飛ばしちゃうんだから。
飛行機好きには、是非、オススメ。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 緒川怜
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