こんな素敵なラストを読めるなんて
「安政五年の大脱走」(53/144)
このラスト。
奇想天外。
でも、こんなに嬉しい大ドンデン返しは無いかも。
これぞ物語。
これこそが娯楽大作。
凄いですよ。
えーーーーって思って、ニヤリ。
なんと、
あの井伊直弼の「大暴走」から始まるストーリー。
南津和野藩士51人と姫が、
とんだ言いがかりで山の奥に幽閉される。
で、武士の魂。
それが皆を「大脱走」へと誘う。
いや、武士じゃない。
武士である前に、人間として彼らは行動する。
そこにあるのは何か?
それは、プライドを超えた何か。
誇りよりも大事なことがあるから、生きていける。
そんな姿を読んで、
思わず涙する。
そして、このラスト!!!!
五十嵐貴久に、感謝。
ありがとう。
そして、
読書が趣味で、本当に良かった。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 五十嵐貴久
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