江戸に生きてみたかった
「しゃばけ」(59/144)
初、畠中恵。
大ヒットシリーズ、遂に読みました。
妖(あやかし)と共に生きる若旦那・一太郎。
舞台はお江戸、ど真ん中。
日本橋の廻船問屋・長崎屋。
病弱な一太郎が殺人事件に巻き込まれることから、
物語は始まります。
ただ、尋常じゃないのは、
一太郎が普通に妖に助けを求めること。
人と妖の共生する社会、それがお江戸日本橋。
次々と起こる人殺し。
どうも合点がいかない。
何かおかしい。
一太郎の陣頭指揮のもと妖が事件の謎を探る。
そして、どうも、この事件の影にも妖が。。。
さらに、一太郎の出生の秘密にも妖が絡んでいるような。。。
江戸に妖怪はつきもの。
宮部みゆき、京極夏彦、
他にも数多の作品があることでしょう。
なぜ、江戸には妖が?
それは、江戸という場所が、時代が、歴史が、
実に懐の深いものだったからなのでしょう。
そんな江戸、いいですね。
そして、ナイス・ミステリー!
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 畠中恵
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/03/28
- メディア: 文庫
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