趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

天国って

マルドゥック・スクランブル 3rd 排気」(66/144)
 
   
このタイミングで、
この作品に、
この冲方丁という作家に、
出会えた意味を、
明日、目が覚めたら、
再考しようと思います、本当に。
 
ヒロイン、バロットの覚醒する様に。
更に、敵のボイルドも眠りにつく様に。
打たれました。
 
本作品はSFであり、
アニメ化もされています。
そういう現象を捉えて、
ヲタク小説と言う人もいるかと思います。
その認識を否定はしません。
でも、
でも、
読んでみて、と言いたいかな。
 
カジノでの死闘の次に待つ、
本当の意味での、死に向かう闘い。
バロットの生きる意味。
ボイルドが死ぬ意義。
シェルの存在。
 
重いけど、
だからこそ深い読書。
桜が咲く前に、
是非、体験してみてくださいませ。
その先に、
天国への階段が見えるかもしれません。
でも、
登れないかもしれません。
でもでも、
見えただけで、幸せかのかもね。
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

はてな年間100冊読書クラブ
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