この先、どうする、人間

「新世界より・下」(70/144)
　
　
このタイミングで、
この作品を読めるなんて。
きっと、神様みたいなモノ（コト？）って在るんだな。
再認識。
　
東日本大震災により、
日本人のライフスタイル、
いやカタカナじゃダメかもしれない、
日本人の生き方が、
変わるかも、
変えるチャンスかも、
否、
変えなきゃ、この先、無いかも・・・
　
1,000年後の地球、日本。
人と化け物の闘いは、
嘘であった。
こんなに愚かな人間たち、
そくぞ、まあ、長い間、歴史を重ねてきましたね。
来週、人類が滅びる可能性、
理論的には、ゼロじゃない。
また逆に、
100万年後も人類が存続している可能性もゼロじゃない。
　
　
以下、ネタバレです。
その前に一言。
今、心に、少しでも余裕がある人には、
読んでほしい作品だと思います。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

人は人を殺せる愚かで理性的な生き物です。
バケネズミは仲間でした。
そして、
バケネズミは人間の為に自らの命を捨てました。
たった一つの希望の為に。
　
天災、人災。
陰謀、野望。
夢、希望。
羨望、嫉妬。
勝つ、負ける。
生きる、死ぬ。
　
全てリアルな出来事です。
そんな中で、
私たちはどう生きていけばよいのでしょうか。
この作品を読んで、
考えることが出来る環境に、
今、本当に感謝します。
　　
　　
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」

新世界より(下) (講談社文庫)

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