趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

俳句、面白いよ、想像以上に

「ライク・ア・ローリングストーン」(91/144)
  
 
いつもお世話になっている俳句の「先生」、結社「街」主催・今井聖の一冊。
サブタイトル〜俳句少年漂流記〜の通り、
小学生からの今井聖の俳句遍歴が、
70年安保を背景に、
赤裸々に綴られています。
  
実は、私事ですが、俳句、かれこれ、おはずかしながら、
10年以上、続けてます。
五・七・五
これが難しくて、楽しくて、面白くて。
素敵な日本語との出会い満載。
ある意味衝撃的な「季語」を知る感動。
そして、俳句を鑑賞するスペクタクル。
頻度は決して高くありませんが、
マイペースで続けています。
 
その中で今井聖に出会いました。
常識の枠をチョット超えたところに居る聖さん。
その聖さんの歴史、超面白ろ。
加藤楸邨に師事し、
学生運動にも、意外とマジメに参加する姿。
う〜む、とてつもなくバラバラな生活なんだけど、
どこが整合性が取れているところが不思議、超不思議。
 
各時代の様々な作家の俳句の紹介もあり、
俳句好きな人は当然のこと、
松尾芭蕉以外の俳句を知らない人たちにも、
今の、21世紀の俳句の楽しさを感じることが出来ると思います。
そして、
一風「変わった」自伝としても超オススメ。
人生は奇なり、です。
   
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

ライク・ア・ローリングストーン―俳句少年漂流記

ライク・ア・ローリングストーン―俳句少年漂流記

はてな年間100冊読書クラブ
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