趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

X!

キラレ×キラレ」(94/144)
 
 
おっと、迂闊に読了しちまったぜい。
西之園さんに不意打ちされちまったぜい。
舞台は東京。
第一弾「イナイ×イナイ」、読まなくては。
職業は探偵。
でも、本職は美術品鑑定会社勤務。
そこで出てくる椙田さん。
 
ということで、Xシリーズの第二弾だったんですね。 
また、森博嗣ワールドに、ハマるのか。
ま、既定路線、仕方ないな。
 
痴漢冤罪事件。
背中をカッターのようなもので切り裂かれる。
被害者の共通点は?
 
主人公、小川令子。
地道な聞き込み。
つながる線。
 
そこで殺人事件が。
痴漢事件との関連は?
早急に結び付けて良いものか?
もうこれは、警察に任せるべきでは?
 
でも、小川の心に引っかかる何か。
そこに電話が。
 
一見、非常にオーソドックスな推理小説です。
森博嗣にしては珍しい。
だが、しかし、
その底に流れる「S&M」「V」「四季」「G」の血が不気味に蠢いている。
 
本作、単体でも勿論楽しめますが、
出来ることならば、「すべてがFになる」からの長い読書の旅の後に。
森博嗣、まだまだ堪能しましょう。
  
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

キラレ×キラレ CUTTHROAT (講談社文庫)

キラレ×キラレ CUTTHROAT (講談社文庫)

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