趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

後味、悪いぜよ

「敗者の嘘」(139/144) 
 
 
堂場、やるな。
この幕切れ、さすが。
ここまで引っ張っての、、、
 
  
元素人役者で子持ちの超イケメン臨時刑事・大友シリーズ第二弾。
今回の「敵」は若手弁護士・篠崎優。
容疑者自殺、
そして真犯人を名乗り出頭してきた女性弁護士。
え、意味がわからない。
なぜ、出頭?
尋問も空回り・・・
時間だけが過ぎていく。
何かおかしい。
何かがおかしい。
大友は一人静かに「暴走」をはじめるのだった。
 
今回は大友の仲間、柴と敦美も大活躍。
三人の絡みはコミカルであり、熱くもあり。 
更に、息子・優斗と義理母・聖子さんの立ち位置も徐々に明確に。
人間模様が徐々に明らかになっているのは堂場の真骨頂かと。
 
 
で、ラスト。
 
う〜ん、これか。
だから堂場、読まれるんだろうな。
シリーズ次作も、ま、読まなくちゃなあ。
そろそろ、新聞記者の彼女、でしょ。
ま、普通の絡み方じゃないと思うから、期待しちゃうよね。
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

敗者の嘘―アナザーフェイス〈2〉 (文春文庫)

敗者の嘘―アナザーフェイス〈2〉 (文春文庫)

はてな年間100冊読書クラブ
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