後味、悪いぜよ
「敗者の嘘」(139/144)
堂場、やるな。
この幕切れ、さすが。
ここまで引っ張っての、、、
元素人役者で子持ちの超イケメン臨時刑事・大友シリーズ第二弾。
今回の「敵」は若手弁護士・篠崎優。
容疑者自殺、
そして真犯人を名乗り出頭してきた女性弁護士。
え、意味がわからない。
なぜ、出頭?
尋問も空回り・・・
時間だけが過ぎていく。
何かおかしい。
何かがおかしい。
大友は一人静かに「暴走」をはじめるのだった。
今回は大友の仲間、柴と敦美も大活躍。
三人の絡みはコミカルであり、熱くもあり。
更に、息子・優斗と義理母・聖子さんの立ち位置も徐々に明確に。
人間模様が徐々に明らかになっているのは堂場の真骨頂かと。
で、ラスト。
う〜ん、これか。
だから堂場、読まれるんだろうな。
シリーズ次作も、ま、読まなくちゃなあ。
そろそろ、新聞記者の彼女、でしょ。
ま、普通の絡み方じゃないと思うから、期待しちゃうよね。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 堂場瞬一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/03/10
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)