面白い小説を読んだ!
「ミレニアム1〜ドラゴン・タトゥーの女・下」(2/144)
久しぶりに
止まらなかったです
読了まで…
面白かった〜
解説にも書いてあるのですが
この面白さは
作者のジャーナリスト的な手法にあるのかもしれません。
物語が、妙にリアルなんです。
ニュース、というか「NHKスペシャル」を見ている気分。
事実が、推測を生み、その推測が次の事実を見つけ出すエクスタシー。
その連鎖に興奮するんです。
だから眠れない。
もっと知りたい、教えてほしい。
もちろん、その「小説内真実」は、
ドラゴンタトゥーの女という「ファンタジー」が構築しているわけですが、
それはミステリだから当然のことであり、
それ以外は、
今のスウェーデンの、そして世界の、
いまそこにある事実を、
ジャーナリストならではの鋭い視線で切り取った問題提起として、
まぎれまなくリアルに存在してます。
だから、
この小説の興奮は、
ベストセラーとして世界に拡大し、
ハリウッド映画化ということになったのでしょう。
ラストの「落とし前」のつけかた、
ミカエルも、リスベットも、最高にイカしてます。
これぞエンタテインメント。
長編と思って、読んでない方、
もったいないです。
必読、でしょ。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
- 作者: スティーグ・ラーソン,ヘレンハルメ 美穂,岩澤 雅利
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/09/08
- メディア: 文庫
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