趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

この物語のゴールは何処か!

「神器〜軍艦「橿原」殺人事件・上」(11/144) 
 
 
これは何の物語なのか?
五里霧中のエクスタシー!
序の口の上巻。
 
太平洋戦争下。
日本海軍の、とある軍艦が舞台。
秘密だらけ。
5番倉庫に何があるのか?
 
そして、人が死ぬ。
自殺?他殺?心中?
 
さらにタイムトリップする鼠も登場。
人から鼠に憑依する輩も活躍。
 
戦争の哀しさ、惨めさも描いているし、
その当時の世相も、
ちょっと皮肉交じりに、
そして活き活きと書かれています。
 
必死に生きている兵士たちの描写も、
リアル、コミカルで、そしてシリアスで。
死を覚悟した人間の心を中を覗けるような気がします。
  
で、この作品のたどり着く先は?
この多重構造を読み解くのは
かなり難しいと思います。
 
でも、凄いかな。
読書の奥深さ、実感。
いざ、下巻へ。
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

神器〈上〉―軍艦「橿原」殺人事件

神器〈上〉―軍艦「橿原」殺人事件

はてな年間100冊読書クラブ
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