二時間ドラマを、読んでみた
「恐山殺人事件」(15/144)
ウチにあった本を読んでみた。
買ったのではない。
誰かから貰ったのだろう。
で、敢えての、まさかの、浅見光彦シリーズ。
二時間ドラマでも、
このシリーズは見たことがない。
さて、展開は、いかにも二時間ドラマ。
ま、どうしても先入観があるので、
そう思ってしまうのだが、
要は、物語が着実に進行していくってことか。
でも、なぜ、このシリーズが、広く受け入れられているのか。
読んで、分かりました。
主人公、浅見のキャラクターにブレがない。
彼のユニークな性格、その素晴らしさ。
恐れず言えば、
彼が登場するだけで、
どんな殺人事件もドラマチックになるのです。
もちろん、
様々な場所に旅をし、
その情景を絶妙な加減で書いてしまう内田のテクニックがあってからこそ、
成立するのですが。
ヒットには理由があるのです。
間違いない。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 内田康夫
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1989/12
- メディア: 文庫
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