趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

これが桜庭の原点なのか!!

「ゴシックエス〜春来たる死神」(27/144) 
 
 
桜庭、初期に出世作品シリーズ。
いわゆる初期「ラノベ」時代の代表作。
※ま、ラノベという、一種の「差別用語」に関する問題はここでは言及せずに…
 
珍しく、世に出た順番を無視して、
いわゆる「外伝」から読み始めました。
ま、書店で買い間違えただけなんですけど、
それはそれで、本との出会いは大切に。
知っている前提で書かれている作品を読むのも楽しいのです。
歴史を縄文時代からではなく、
第二次世界大戦から学び始める感覚。
思考の逆流のプロセスを堪能する贅沢ですね。
 
で、アニメ化されていることは知りつつ読み始めたので、
それなりのヲタク系という認識はありつつ読み始めるのですが、
やっぱ、桜庭。
しっかりと書き込んでいます。
浮ついてないヲタク系とでも言うのでしょうか。
主人公の小さな美少女・ヴィクトリカの設定が半端ない。
タイトルから「ゴスロリ」を想像するのだが、
その上位レベルに生きている少女を見事に描き出している。
容赦ない。
読者に甘えないキャラ設定。
やっぱ、
ラノベじゃないね。
クラスが、違うよ。
※と、ラノベという、一種の「差別用語」に関する問題はここでは言及せずに…
 
その少女と少年・九城が学園に起こる些細な事件を解決するのが本作。
これは外伝で、
本編ではもっともっと大きな謎に立ち向かうのだろうと、
想像するだけでワクワクしてきます。
 
面白い、興味深い、シリーズに出会えた喜びと共に、
さ、本、読むぞ。
 
だから、読書は止められません! 
 
  
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

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