大興奮のパワーゲーム!
「ミレニアム3〜眠れる女と狂卓の騎士 上」(32/144)
年明けから興奮してます。
なんて面白いのだ、と。
ミレニアム最終章は、
なんと、ド迫力のポリティカル・サスペンスとは…
いや〜、想像出来ませんでした。
ミレニアム2の事件の事後処理から物語はスタートします。
頭を銃で撃たれたものの、
奇跡的に助かったリスベット。
ところが、その事件の決着の付け方が大問題に。
リスベットの父、ザラに対する公安警察のソリューションは?
過去の亡命スパイをめぐる国家としての落とし前は?
そのソリューションにまたもや翻弄されそうになるリスベット。
当然、我らがミカエルが登場します。
彼女を救うべく、
多くの正義を信じる人間たちが動き始めます。
そこに、元「ミレニアム」編集長、エリカの転職問題も絡んできて、
とにかく、もう、ドキドキの展開。
スケール感の大きさと、
それを裏付けるデティールの確かな構築度合い。
最高です。
読んでて、待ち合わせ時間に遅れてしまいました。
この複雑に絡みあったパワーゲーム。
何が正しいのか?
何を守るべきなのか?
そして、
リスベットはどうなるのか…
ヤバい、また興奮してきた。
とにかく、下巻、読も。
2012年も楽しい読書が出来そうです!
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
- 作者: スティーグ・ラーソン,ヘレンハルメ美穂,岩澤雅利
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/12/05
- メディア: 文庫
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