趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

推定無罪、推定恋愛。

「推定恋愛 two-years」(58/144)  
 
 
推定無罪とは、
有罪と宣告されるまでは無罪ということかと。
ならば推定恋愛とは、
破局が確定するまでは恋愛しているということかと。
つまり、
人はほとんど恋愛状態ってことかな。
 
  
さてさて、
お世話になっている方からいただいて、
そのままにしてあった作品です。
スイマセンでした。
 
あの作詞家・森浩美さんが
ファッション誌「ViVi」に連載した24本の短編。
2000年8月〜2002年7月と言うことでチョット懐かしい。
世紀を繰り越す連載だったんだ。
感慨深い。
 
さて、それぞれが文庫本7ページで完結。
まるで1曲を聴いているような雰囲気。
すぐ読み終わる。
軽い恋愛のエピソード集。 
軽い。
そう、恋愛は軽い。
というか、恋愛は軽くて良い。
そして、軽いことは悪いことじゃない。
重ければ偉いってもんじゃない。
そんなメッセージなのかな?
恋愛が常態であるべきかと。
 
ご本人の解説で
 
〜読書が趣味である人にとっては、物足りなさもあるでしょう。
 
と書かれていますが、そんなことはないと思います。
作詞家のセンス。
詞を書いたら、最終的には歌う人に託す。
と同じように。
作品を書いたら、最後は読者に任せる。
これは「物足りなさ」じゃなく「余韻の楽しみ」ですから。
 
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

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