創造は無限にひろがる
「ギフト」(64/144)
どこの書店でもオススメコーナーに。
ならば読んでやろうかと。
日明恩、当然、初読。
で、
結論。
読んで良かった!
簡単に言えば、死者が見えるモノ。
彼、中学生、明生には死んだ人が見える。
死んだ人たちは容赦なく明生に「クレーム」をぶつける。
そんな彼を、
普通の人たち、そう、両親までもが疑う。
そこにあるのは、圧倒的な孤独。
そんな彼が
主人公、訳ありの元刑事、須賀原と出会う。
そして、
孤独な男同士が、ほんとに細いラインでツン繋がる。
悲しきお婆さんの幽霊。
切ない犬の幽霊。
優しき少女の幽霊。
卑しきOLの幽霊。
それぞれに出会い、
それぞれの悩みを解決、処置していく二人。
そして、最後に出会った幽霊は…
このモチーフは、
幾度となく描かれています。
考えてみれば、
不倫系ラブストーリーだって、
密室系連続殺人ミステリだって、
東西冷戦系エスピオナージだって同じです。
ですが、
作者各々の、オリジナルな新しい描き方があります。
でも、そこに、創造する力があるから、我々読者は、楽しめるのですよね。
で、本作、読む前に一言。
映画、ブルース・ウィルス主演「シックスセンス」
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よろしくお願いします!
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 日明恩
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