なんだ、これ。やっぱ問題作。
「プリズン・トリック」(75/144)
え〜っと、
読み終わって、
これって、
冷静に考えればアリなんだけど、
読後は、正直、ええええええええ〜って感じ。
刑務所内での殺人。
そんなの意味無しでしょ、普通。
ところが、最後でその意味が理解できる。
それが、交通刑務所ってところから、
本作品のトリックが仕掛けられている。
登場人物も多彩。
読んでいくうちに、
人間関係が複雑化する。
誰が、死んで、
誰が、死んだ人の身内であって、
誰が、その死に関係があって。
それ自体がトリック化していくんですけどね。
更に更に、
作品中、所々に、諸々の事象に関する解説記述がある。
最終的には作品には関係ないんだけど、
なぜか、ムチウチに関する説明とかある。
それが、
本作品の闇を、実は、描いていたのかもしれない。
すいません。
もう、これ以上、書けません。
だから、読んでみましょう。
第55回江戸川乱歩賞受賞作ですから、
ミステリ好きには、間違いないですから!
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 遠藤武文
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/01/17
- メディア: 文庫
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