趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

村上春樹が村上の春樹である所以

1Q84 BOOK3 前編」(115/144)   
1Q84 BOOK3 後編」(116/144)
   

あぁ、読み終わってしまったか 
この、読後感
これは、なかなか味わえません
村上春樹
やはり、村上の春樹なんですね
 
理解する必要がない
読んでいる、ただそれだけで
何かが頭に、心に、体にしみ込んでくる
  
 
以下、ネタバレです
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

一人の男と一人の女がめぐり合う為に
天吾と青豆の再会の為に
ただそれだけの為に
世界は分裂し、崩壊し、融解する 
 
人と人が出会うことが
何よりも大切で大切で大切で
 
もの凄い物語でした
いや、物を語っていないかも
なんだろう
あり得ない空想の世界を描けば描くほど
果てしなくリアルになっていく不思議な感覚
 
空気さなぎは?
さきがけは?
シェルターは?
小松さんは?
ってか、ふかえりは?
乳首を口にふくんでいた男は?
 
多くの謎は、謎のまま
ただ一つ確かなことは
20年前の「初恋」は本物だった
 
ただ、それだけ
 
良かった、読んで良かった
 
    
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

1Q84〈BOOK3〉10月‐12月〈前編〉 (新潮文庫)

1Q84〈BOOK3〉10月‐12月〈前編〉 (新潮文庫)

1Q84〈BOOK3〉10月‐12月〈後編〉 (新潮文庫)

1Q84〈BOOK3〉10月‐12月〈後編〉 (新潮文庫)

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