上巻、そして下巻

「アリアドネの弾丸・上」(124/144) 　 　
「アリアドネの弾丸・下」(125/144) 　
　
　
本作品は多分
上下巻にわかれた
文庫で読むべき作品なのではないだろうか
上と下で様相は一変する
　
ポリティカル&パワーゲームと思いきや
一気に冤罪サスペンスミステリに！？
その切り替えの妙
分冊されている方が味わえるかも
もちろん、ただ分かれているわけでなく
いちいち仕掛け、ありますがね…
解説で島田荘司が語るようにガチな「本格ミステリ」です
　
　　
ご存知、田口&白鳥シリーズ
エーアイをめぐる司法と医療の闘い
医療内での縄張り争いは当然のこと
警察と医者という新たな「バトルフィールド」に
今回も引きずりだされた田口先生…
そんな彼が助けを求めたのは…ロジカル・モンスター白鳥さん
　
その前に立ちはだかる敵は「ウサちゃん」宇佐美警視
なんと高階病院長を逮捕！
収賄の罪を暴かれたことにブチキレて射殺！
その現場をおさえた？
　
白鳥のロジックが病院を、桜宮を、世界をかけめぐる　
一気にヒートアップ！
　　
後半は一気読みです
ホントにホントに一気ですよ
本作品だけ読んでも当然面白いですが
やはり
白鳥の性格を知っていた方が、より楽しめるかと
バチスタから読んでも、損はしないので
是非、チャレンジしてみてくださいね〜〜
　　
　
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」

アリアドネの弾丸(上) (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

アリアドネの弾丸(下) (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

※はてな年間100冊読書クラブ
(20101021-20111020.159/144)
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