ゲームで、人を殺す、文字通り
「密室殺人ゲーム 2.0」(143/144)
いや〜、ひどい内容だね〜ww
ゲームで殺人
いや、ちょっと違う
殺人という行為にゲーム性は無い
ゲームのメインは謎解き
テーマは密室殺人
ゲームサークルの中の一人が問題を出す
そう、
問題を出すために人を殺す
他のサークルメンバーが謎を解く
問題を出すための殺人
動機は「問題を出題したいから…」って、凄いね!
この切り口に衝撃を受けました
こんな前提で
サークルの面々の出題と解答は続きます
物凄い、密室パレードです
歌野の本気の本格はココまでやるんですね
解説でも言及されていますが
人の命を徹底的に軽視することによって
その先に逆説的に見えてくる何か
ゲームの為に人を殺す彼等と
国家の為に人を殺す戦争と
差は?何?
そこには人間の生と死があることは確かだ
それにしても面白かった
文庫600頁、たっぷ〜り楽しめます
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 歌野晶午
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/13
- メディア: 文庫
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
(20101021-20111020.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)