趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

2042年か

「スリープ」(145/144) 
 
 
今年も、早々に目標、クリアしました
読み過ぎなかぁ…
そして、実は、初・乾くるみ
想像とまったく異なってました
王道ミステリ系なんですね…
 
タイムトラベラーもの?
タイムスリッピもの?
タイムリープもの?
とにかく、時をかける系です
 
目覚めたら、30年、過ぎていた
後半では時空がクロスしてくる
何が真実?
実は「夢落ち」なの?
それともヴァーチャルワールドと現実との融合?
 
そして、
骨太な、どんでん返し
シンプルに楽しめます
ホント、よく出来ています
 
未来の日本の文化とか社会構造の描写とか
さりげなくリアルで絶妙
ミステリの本質を邪魔することなく
作品を盛り上げてくれます 
  
テレビの科学情報番組で
ちょっとした人気者になった美少女、亜里沙
ずばぬけた頭脳は
精神的な早熟さも伴う
 
そんな彼女が取材で向かったのが
国家的極秘プロジェクトである
冷凍冬眠装置の研究所だった
 
そこで、彼女に、何が…
 
 
 
そして、目が覚めたら
30年後だった…
そして、目の前にはテレビ番組の仲間、戸松がいた…
 
一気に展開する物語を支える
細やかな設定の妙
しっかり、エンタテインメント!
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

スリープ (ハルキ文庫)

スリープ (ハルキ文庫)

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