趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

小学生の輝き、という視点でも

「再会」(2/144) 
 
 
横関、初読
江戸川乱歩賞作品
  
王道ミステリ
安定感のある展開
 
小学生のころの「仲良し」4人組
23年たって
時計の針は動きだす
  
タイムカプセルに入れられた「ピストル」
4人だけの秘密
この秘密を破ったのは誰?
 
息子が万引きを…
息子の「未来」を案じた母
駆けつける離婚した元夫
その二人の「決断」が隠された事実の扉を開ける
 
現在と未来のリンクが上手い
巧みなミステリ
なるほどね、、、だからね、、、
適度な伏線が事件の真相を浮かび上がらせていく過程
堪能
美容師、建築家、資産家の次男、そして警察官
幼馴染4人のバランスも絶妙
 
それ以外にも「あの頃」の描写が実に良い
小学生という圧倒的な存在感
読んでいて、嬉しくなる
作品にしめる割合は僅かだが
ピリリと効いていると思う
 
ま、このタイミングで「おおかみこども…」を見ているというシンクロニシティ
不思議だなあ〜
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

再会 (講談社文庫)

再会 (講談社文庫)

はてな年間100冊読書クラブ
(20111021-20121120.166/144)
(20101021-20101120.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
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(20051021-20061020.128/108)