全ての、この結末の先に
「本ボシ」(4/144)
幼女をターゲットとした殺人事件
本当に嫌な
最悪で最低な事件…
そんな厳しい事件をテーマとして展開される
発表時は『図地反転』というタイトル
まさにその通り
何が基本なのか?
そして
その基本は正しいのか?
もし
その基本が誤っていたならば…
冤罪?
更に言えば、冤罪の「冤罪」もある
生きていく上で
もしかしたら明日、全てが反転するかもしれない
そして
この作品の結末は
読者によって反転する
この不安定な気持ち
収まらない感情こそが曽根の書きたかったことなのだろうか
白熱の事件サスペンス小説
手に汗握ります
且つ社会の時には非情なルールを喉元に突きつけられる作品
クールな気持ち、必要かと
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 曽根圭介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/08/10
- メディア: 文庫
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