趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

人は見た目。100%、見た目。

「モンスター」(6/144) 
 
 
途中、泣きそうになった
切なすぎて
そしてリアルすぎて
 
誰もが認める「超」ブスな女性が
整形手術を重ねて誰もが振り向く「ウルトラ」美人に変身する
 
ビフォワーからアフターに切り替わるその瞬間の気持ちが
泣けた
本当に電車の中でヤバかった
人の内面が変化する過程を
これほどまでに冷静に、明確に、そして残酷に描いた作品は珍しい
一歩間違えば「マンガ」である
整形で綺麗になって見返してやろうという
よくある陳腐なストーリーだ
 
でも、あの「永遠の0」の百田である
間違いないです
胸が締め付けられます
そこには、生きていく価値そのものがあります
あなたは、それを否定しますか?
 
これを読んで
人は外見より中身が大事、という人がいるならば
この主人公・美帆を
説得して欲しい
果たして、そんなことが可能だろうか?
 
ちなみに、僕は整形手術、条件付きで賛成です
ちゃんとメンテナンスする余裕があり
且つ自分の美意識に責任を待てる人ならば…
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

モンスター (幻冬舎文庫)

モンスター (幻冬舎文庫)

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