16桁
「ソウル・コレクター 上」(14/144)
「ソウル・コレクター 下」(15/144)
リンカーン・ライム・シリーズ、8つ目
今回の敵はちょっと強すぎかと
なんか、非現実すぎて、興醒めかなぁ……
って、読みながら、思っていたのですが
実は
現実が
既に
小説を
越えてしまっていることに気がつきました
そうです
現実的過ぎたんです
今回の敵は存在しているんです
人のこと、「シックスティーン」と呼ぶ
16桁の数字でコード化された人間
そのコードにあらゆるデータが紐づけられていく
その人の「全て」が
いや「全て以上」かもしれない
自分の無意識の行動までデータされていくのだから……
人は全てデータで認識されていく
人そのものよりもデータが優先される
そのデータが改竄されたら
それは、その人を変えることとなる
16桁が全てに
ライムのいとこがその被害に合う
無実なのに
データを利用して有罪の方向に誘導される
便利さ、効率、快適、スマート
その代償は何?
今一度、考えなくては
それにしても
サイドストーリーで登場する例の殺し屋
気になるぜぃ
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
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